リフォーム会社の紹介サイトを分析。どのサイトが安心、おすすめか? 




昨今、リフォーム会社の紹介サイト、マッチングサイトはいくつもあります。

どれを利用したら良いのか悩む人も多いでしょう。

リフォーム会社の紹介サイトはそれぞれ違い、特徴があります。

これを理解した上で選定しないと、自分にとっての最適なリフォーム会社に出会えないということにもなりかねません。

ここでは、リフォーム会社の紹介サイトの違い、特徴、安心できて、自分のリフォームに最適なおすすめの紹介サイト、また選び方についてご案内します。



「ECショップ派生型」のリフォーム会社の紹介サイト

リフォーム会社の紹介サイトは、その成り立ちから大きく3つに分類することができます。

まずはECショップ派生型のリフォーム会社紹介サイト

ショッピングサイトを運営している事業者が、その延長上で派生的に事業を拡大、リフォーム会社の紹介、マッチングを行うタイプです。

ショッピングサイトの強みを生かし、トイレ器機、システムキッチン、ユニットバスなどの住宅設備や、壁紙や床材などの建材を、リフォームの「材料」を販売する際に、それを設置工事してくれるリフォーム会社を紹介、または抱き合わせで「セット販売」するタイプといえます。

リフォーム内容が、「トイレの便器を和式から様式にしたい」、「キッチンを新しいモノにしたい」など、「物」を交換したい、ということがメインで、ショッピングサイトで、自分なりにじっくり設備や建材を価格を検討しながら選びたい、という方におすすめです

通常、リフォーム会社への相談を先行させると、リフォーム会社が提案してくれたもの、あるいはカタログ等から「物」を選定する流れとなるケースが多いといえます。

それに対して、リフォーム会社に気を使うことなく、通常のネットショッピングのように自分自身で幅広く住宅設備や建材を選べるのはメリットです。

ECサイトからの派生型のリフォーム会社の紹介サイトは、あくまでも「物」ありきなので、「リフォーム会社を選ぶ」というよりも「商品を選ぶ」という側面が強いということは抑えておきたいところです。

このタイプの代表は「アマゾンリフォーム」と「楽天リフォーム」といえます。

アマゾンリフォームストア

主に、積水ハウスグループ、大和ハウスリフォーム、ソニー不動産、ダスキンの各社からの商品提供を受けて成り立っています。

流れとしては、まずトイレやキッチンといった「商品」を選定し、アマゾンに注文します。

通常のネットショッピングでは、「商品の注文」イコール「決済」です。しかし、リフォーム材料の場合、たとえば注文したシステムキッチンが、そもそも自分の家に設置できるのか、プロに見て貰わないと分からない場合も多いものです。

注文してしまって設置できないということが後で分かったらどうしよう、「商品」の価格にはもちろん納得だが、設置工事が高額だったらどうしよう、と不安になるところですが、そこはアマゾン。さすが安心のシステムをつくっています。

「商品を注文」してリフォーム会社に現場調査をしてもらい、工事内容を打ち合わせをする。ここまでは「無料」なのです。

つまり、結果的に工事内容や金額に納得できなければ、その段で契約しなくても良いということです。

これなら安心して先行的に「注文」できますよね。

さらに、一括払いか分割払いを選べるというところも嬉しいところでしょう。

楽天リフォーム https://event.rakuten.co.jp/household/reform/

こちらも言わずと知れたECショップの運営です。

特徴は、取り扱いのメーカーが多いということです。また価格表示が「工事費込み」であるということです。

商品は選んだけれど、いったい工事費がいくらになるのかという悩みはこれで解消されます。

いやいや、このメリットは大きいでしょう。現場調査に来てもらうことなく、自分のリフォーム予算と照らし合わせながら、ネット上でおよその判断がつけられるのですから。

ただ、楽天市場において販売されているすべての住宅設備や建材が「らくらく楽天リフォーム」対象かといえば、そうではありません。

下のように「楽天リフォーム認定商品」とのマークがついているものに限られているので、ここは注意が必要です。

また対応するリフォーム会社の一覧も閲覧でき、それなりにしっかりとしたリフォーム会社による施工が行われるということが分かり安心できます。

そして何より「楽天リフォーム」の利用で「楽天スーパーポイント」が付与されるというメリットもはずせません。

こんなリフォームには、ECサイトから派生タイプの紹介サイトが向いている

このように、リフォーム会社の紹介サイトでECサイトからの派生タイプのものは、

「商品=リフォーム材料」の選択がメイン

リフォーム会社の紹介は、あくまでもその設置、施工の担当業者としての紹介

というシステムが見てとれます。

で、ここが重要ですが、このシステムの傾向そのものは「メリット」でも、「デメリット」でもないということです。

肝心なのはご自身が行おうとしているリフォームが、どんなリフォームなのかということです。

それにより、このシステムが「メリット」にも「デメリット」にもなり得るということを理解しておくとよいと思います。

では、どんな人あるいはリフォームに、このタイプのリフォーム会社紹介サイトが、比較的に向いているのでしょうか。ポイントとして次にまとめておきますので、参考にしてみてください。

  • リフォーム材料(商品)を価格を見ながら幅広く自分で選びたい、決めたい
  • リフォーム内容が「物」の交換中心
  • リフォーム部位が浴室やキッチン、トイレ、壁など限定的
  • リフォーム部位と他の部分のコーディネイト、デザイン的なバランスなどを自分で考えらる、考えたい、決めたい
  • 普段からそのECサイトでショッピングをしている・・・などなど

 

「紹介専業型」のリフォーム会社の紹介サイト

二つめのタイプは紹介専業型です。

これは、ECショップ派生型と異なり、はじめから「紹介」「マッチング」そのもので利益を上げるビジネスモデルのサイトです。

ほとんどのサイトは、ユーザー側は無料で利用でき、収益は紹介した業者側から徴収される仕組みになっています。

このあたりの仕組みについては「リフォーム会社の稼ぎ方・リフォーム会社紹介サイトの意義」をご参照ください。

そしてこのいわばインターネットにおける「マッチングビジネス」は過当競争の業界においては急速に発展し、リフォーム業界においても、この業を行うサイトは雨後の筍のように生成されています。

そのため、同じようなリフォーム会社の紹介サイトのように見えても、実績や良し悪しは大きく異なり、中には悪徳的なサイトも散見されるので注意が必要です。

オススメではないリフォーム会社の紹介サイトの例としては、次のようなものです。

提携業者が多くあるように見せながらも、その実は非常に少なく、それゆえ厳格な審査もないまま提携しているので、そのレベルも低い、といった悪循環な弱小リフォーム会社の紹介サイト

はじめから数多い業者からユーザーに適切な業者を紹介するというスタンスではなく、「紹介する体(てい)」で特定のリフォーム会社との取引へ誘導するものもあります。サイトによっては、リフォーム会社自体が紹介サイトを運営していることもあります

これらはサイトの作り、見栄え、並べられている文言は立派なだけに、優良なサイトとの区別はなかなかつかないのが特徴といえます。

さて、ではリフォーム会社の紹介サイトで優良なサイトは、どのようなものがあるのかということになります。

ここでは、実際に広くユーザーに支持されており、実績の多いリフォーム会社の紹介サイトを取り上げてみたいと思います。

ホームプロ

リフォーム会社の紹介サイトの老舗で最も有名なサイトでは、ホームプロがあります。

ネット上での広告出稿も多いことから、目にしたことのある方も多いかと思います。

 

ホームプロ

広告などで「住宅リフォーム会社紹介サイト、利用者数ナンバーワン」などの文言が躍っていることも目にしますが、実際にはどうしょうか?

調べてみますと、「リフォーム産業新聞」によれば、リフォームマッチングサイト月間ユニークユーザー数ランキングにおいて9年連続1位ということですから、自他ともに認める、といったところのようです。

月間平均ユニークユーザー数ではホームプロが9連覇。前年と同様に2位に約15万人の差を付け、独走状態は続く。とはいえ、昨年の月間平均が53万284人だったので、成長率としてはそれほど高くなかった。とはいえ、月間の平均成約件数は903件で群を抜く。(リフォーム産業新聞 2018年2月27日発行より引用)

ホームプロは株式会社ホームプロが運営しています。この会社はリクルートホールディングス、オージーキャピタル(大阪ガス100%出資)、NTT西日本、NTT東日本の4社が出資して設立された会社です。

利用者は匿名のままで、希望の内容・地域に対応可能なリフォーム会社を無料で複数社紹介してもらうことが出来ます。

加盟しているリフォーム会社は現在、全国で約1000社とのことです。そして、ここがポイントですが、これらの会社は利用者の評判まで確認、審査して厳選しているということです。

リフォーム業者といえば、一頃、悪徳詐欺的リフォーム業者の問題が全国各地でも問題になりました。それによって、ユーザー心理に「リフォーム=騙される可能性がある」という心理が根強く残る形になってしまいました。

ホームプロは、この心理を早くから払拭することが肝要であると考え、この「リフォーム会社を厳選する」という取り組みを行っています。

今では、リフォーム会社の紹介サイトで「リフォーム会社の審査、厳選」は基本であり必須のようになっていますが、ホームプロはこの点で「はしり」と言えるのではないでしょうか。

そのような姿勢もあり、NHKはじめテレビや新聞、雑誌などのメディアでで300回以上取り上げられています。

タウンライフ

大手のリフォーム会社の紹介に特化しているサイトです。

なかなか地場の中小零細のリフォーム会社だと、何かあった時の対応や補償に関して心配があり、できれば大手のリフォーム会社に依頼したいと考える方も少なくないと思います。

そんな方にこちらのリフォーム会社の紹介サイトがおすすめです。

特徴は、ユーザーの要望や希望に基づいて、 リフォーム費用の見積りはもちろんですが、リフォームに関するアドバイスを無料で提案してくれるというところにあります。

ユーザーサイドで、「ここはこうしたい!」とはっきりしている場合は良いのですが、「ここは、いったいどのようにしたら良いのだろうか?雰囲気的には斯く斯く然々のようにしたいのだが・・・」と、リフォームの具体性が漠然としている場合もあります。

そのような場合に、大手リフォーム会社が無料でアドバイス、オリジナルプランの作成、提案をしてくれるというわけです。

提案は複数社から受けられるので、それを比較検討し、気に入ったリフォーム会社を選ぶということができます。

town lifeリフォーム 大手リフォーム会社特集

ちなみにこのタウンライフ、大手リフォーム会社ではなくても、きちんとリーズナブルな金額できめこまかやな対応してくれる優良リフォーム会社を紹介するサイトも別で運営しています。

複数社から見積り、提案が受けられるというのは同じです。

こちらの特徴としては、リフォーム会社の紹介に止まらず、紹介するリフォーム会社との打ち合わせのセッティング、時間調整まで行ってくれるところです。細かいことではありますが、煩雑な手間が一つはぶけるのも嬉しいところです。

リフォーム会社との打ち合わせ、現地調査に関してもリフォーム会社の紹介サイトが介在してくれるというのは、ある意味安心感にもつながるでしょう。

また「強引な紹介はしない」「中立の立場でサポートする」ということを強く打ち出しています。

これはユーザー側からすれば当たり前のようですが、こういったことを宣言する背景は、逆にそのようなスタンスではないリフォーム会社の紹介サイトも多いというところにあるといえるでしょう。

town life リフォーム相談センター

そしてタウンライフ・リフォーム相談センターのフェアさを感じさせるのが、このリフォーム会社の紹介サイトに参加している企業をきちんと明かしているところです。

お気づきか分かりませんが、一般的に、リフォーム会社の紹介サイトではそのサイトが提携している企業の具体名は伏せられていることが多い傾向にあります

その理由としては様々なのですが、中には悪徳的といいますか、実際にはほとんど提携している企業がいないにも関わらず、「提携〇〇百社!」と謳っているようなサイトも見受けられます。

また、企業の体をなしておらず、いわゆる「ひとり親方」のリフォーム業者までも1社としてカウントし、見せかけの提携業者数を多く見せているサイトもあります。

そこをタウンライフ・リフォーム相談センターは、「何処に出しても恥ずかしくない」しっかりとしたリフォーム会社の具体名を明らかにすることで、誠実かつ中立的にリフォーム会社の紹介を行おうとするスタンスを示していると言えるのではないでしょうか。

リフォームガイド

シンプルなリフォーム会社の紹介サイトのようで、意外と練られたサービスであり誠実なサイトです。

特徴としては、「リフォームコンシェルジュ」なる、この紹介サイトの担当者が親切に対応してくれるところです。

このコンシェルジュは、紹介してくれるリフォーム会社の違いや特徴を説明してくれます。

得てして、リフォーム会社の紹介サイトは、紹介したら「あとはご自身で、それぞれのリフォーム会社を比べ選択してください」というスタンスになりがちですが、このサイトは中立的なコンシェルジュが無料で相談に乗ってくれます。

またその延長上、リフォーム会社から直接的にユーザーへの営業行為をしないようにしてくれるので、煩わしさがなくて気楽です。

紹介するリフォーム会社の審査は実際に訪問して行い、アフターサービスを継続していなかったり、実績が不十分などのリフォーム会社とは提携しないようにしているとのことです。

リフォームガイド

オウチーノリフォーム

こちらは、匿名で相談、見積もりを依頼できるリフォーム会社の紹介サイトです。

ユーザーの入力すべき情報に電話番号も含まれていないので、よくある「見積り依頼→速攻、リフォーム業者から電話が来る」という流れを好まない方にとっては煩わしくないシステムです。

また、紹介してくれるリフォーム会社は、全社、瑕疵保険※に加入しているということです。

ただ単に提携しているリフォーム会社は「審査」しているということから、一歩踏み込んで何がユーザーにとって安心材料となるのか具体性的な軸を明らかにしているわけですね。

運営している株式会社オウチーノは東証マザーズ上場企業でもあり、不動産、住宅関連情報を取り扱う事業者としては、老舗であり大手という安心感があります。

※瑕疵保険:瑕疵保険:リフォーム工事に瑕疵(かし。例:雨漏りや排水設備の不備など)が発生した場合、補修費用の一定割合が保険金として支払われます。

オウチーノリフォーム

こんなリフォームには、紹介専業型のリフォーム会社の紹介サイトがおすすめ

このように紹介専業型のリフォーム会社の紹介サイトは、多かれ少なかれ次のような構造になっているのが大部分です。

ユーザーからの相談もしくは一括見積の申込み→提携・加盟しているリフォーム会社の複数紹介

この構造にそれぞれのサイトが工夫をこらし、見積もりだけではなく無料提案をしてくれたり、アドバイスをくれたり、リフォーム会社から直接の連絡が行かない仕組みになっていたり、違いをもたせています。

これらもやはり、どのサービスが良くどのサービスが悪いということではなく、ユーザーご自身のリフォームに対する考え方、スタンスにより、そのサービスがメリットにもデメリットにもなるということを意識しておく必要があるでしょう。

その上で、大まかにはこのようなタイプのリフォームに紹介専業型のリフォーム会社の紹介サイトの利用がおすすめです。

  • 複数のリフォーム会社より見積りを取ることで、リフォーム費用の相場をまずは把握し、それから具体的に進めたい
  • 同じ条件で、見積もりを取り、少しでも低額のリフォーム会社に依頼したい
  • どこをリフォームしたいかは、はっきりしているが、どのようにしたらよいかは漠然としている
  • 自分達でリフォームの内容を考えるよりも、プロにより提案してもらいながら進めたい

「不動産ポータルサイト派生型」のリフォーム会社の紹介サイト

さて、3つめは不動産情報の大手ポータルサイトから派生したサービスのリフォーム会社の紹介サイトです。

お部屋を借りたり、住宅を購入する時に、物件を調べる際にユーザーが使うポータルサイトですね。

強みは、やはりベースとして地道に全国津々浦々まで敷いて来た営業ネットワークが功を奏し、全国対応の規模は専業型のリフォーム会社の紹介サイトに勝るとも劣らないといったところでしょうか。

ただ、やはり慣れ不慣れがあるようで、業界における評判としてはどこも苦戦している様子を聞きます。

個人的には、これらのサイトはバックグラウンドのアドバンテージが高いだけに、もっともっと頑張って欲しいというところです。

今後に期待しましょう。

スーモリフォーム

いわずとしれた不動産情報ポータルサイトから派生したリフォーム会社の紹介サイトです。

LIFUL HOME`S リフォーム

こちらは、やはりテレビのCMでもお馴染みの不動産情報ポータルサイト「ホームズ」のリフォーム会社の紹介サービスでした。

「でした。」というのは、この2018年9月にサービスを終了するとの発表があり、2018年4月には既に新規の申し込みの受付を終了しています。

それなりに利用者は多かったと思いますが、大手は大手でなかなか難しい問題も多いのでしょう。